最近AIでイラスト生成して遊んでます。そんな中、けっこうかわいいイラストができたので、SUZURIというサイトにアップしてグッズ販売してみました。
SUZURIは画像をアップするだけで、Tシャツやスマホケース、バッグなどのオリジナルグッズを作って販売できるサービスです。
売れなさそうだけど、めっちゃ簡単に自分のショップが持てるからなんだか楽しいです。
私が作った販売ページはこちら。
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生成イラストをグッズにするやり方
それでは生成イラストをグッズにするやり方を説明していくよー。
AIにプロンプトを入力
AIには『プロンプト』と呼ばれる文言を入力していきます。このプロンプトがうまくいかないと、よくわからない返答になるんです。
例えば、「ラーメンを食べてる豚」の画像を作ろうとしてできあがったのがこちら。
なんでやねん。
この画像はLeonardo.AIで生成しました。Leonardo.AIは基本英語でプロンプトを書くから、まぁけっこう難しい。
そこでいくつかAIを試してみると、日本語でプロンプトが書けるchatGPTが一番やりやすかったです。かわいく仕上がるし。
なのでSUZURIにアップする画像はchatGPTで生成していこうと思います。
ちなみにchatGPTは課金してないと、一日に生成できるイラストは3枚です。そのため、毎日ちびちび生成してます。
canvaで文字を入れる
生成したイラストだけだと味気ないし、オリジナル要素もほしいので文字入れします。
そこで使用するツールはcanvaです。
最近はブログのアイキャッチもcanvaで作ってます。オンライン上で使えるし、無料だと制限があるけど文字入れする程度なら問題ありません。
このとき、商用で使用するならフォントが商用OKかどうかをチェックすること。
かわいいフリーのフォントがあっても、商用NGとかあるのでしっかり確認する必要があります。
私が使わせてもらってるのは商用利用OKの『はなぞめフォント』です。
お世話になっております。
必要に応じて画像のトリミング
生成したイラストに文字を入れると、上下の隙間が気になるときがあります。そこで必要に応じて画像をトリミング。
ただ、私canvaでのトリミング方法がわからなくて、いつも他のツール使ってます。Windowsに標準搭載されてるフォトなどで。
画像の背景を透過
背景を透過したほうが、グッズにしたときの仕上がりがきれいです。
背景があるデザインもあるけれど、私が生成してるイラストは背景がないほうが良いと思うので。
そこでこちらもオンラインで使用できる『バナー工房』で背景を透過してます。
画像をアップして透明にしたいところをポチポチするだけ。直感的に使えます。
画像によってはうまくいかないときがあるかもしれないけれど、今のところ大丈夫です。
生成画像をアップして設定
生成したイラストに文字入れしてトリミング、そして背景透過までできたらSUZURIにアップします。
画像がアップできたら、グッズを選びます。
販売するカラーを選べるアイテムがあります。Tシャツとかトートバックとか。ここらへんはお好みで。
グッズを選んだら次はアイテムの名前と説明を入力します。
私はchatGPTで生成しているので、一応注意書きとして明記してます。
最後にトリブンを決めて保存すればできあがり。
トリブンとは、グッズが売れたときに自分に入ってくるお金のこと。好きな金額を入力できます。
私は300円に設定してしてみました。一個くらい売れないかなー。
AIの著作権について
chatGPTの開発元であるOpenAIの利用規約によると、基本的に生成されたコンテンツの権利はユーザーに譲渡されるとのこと。
本コンテンツの所有権限 お客様とOpenAIの間において、適用法令で認められる範囲で、お客様は、(a)インプットの所有権限は保持し、(b)アウトプットについての権利を有するものとします。当社はアウトプットに関する権利、権原、及び利益がある場合、これらすべての権限をお客様に譲渡します。
引用元:利用規約 | OpenAI
ただ、AIは著作物を学習データとして利用しています。そのため、生成されたコンテンツが既存の著作物と類似していると、著作権の侵害になるかもしれません。
生成AIが他人の著作権を侵害するか否かは学習段階と生成段階に分けて考える必要があります。
(中略)
少なくとも現時点では、学習段階において、公開された既存著作物を利用するだけでは著作権侵害とは言えず、生成段階で既存著作物に類似する著作物が生成された場合に著作権侵害になり得るのではというのが基本的考え方です。
だからこそ、複雑なプロンプトを使って、オリジナル性を出していくことが大事。
プロンプトってめちゃ重要だということ。
ただねぇ、ここらへんはクリエイターからしたらたまったもんじゃない。だって自分が生み出した作品を勝手にデータとして読み込まれて画像を生成されるんだもんね。
実際アメリカでは訴訟問題に発展しています。
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AIが活用されていくのは、もう止められないと思います。私も今ライティングにめっちゃAI活用してるし。
クリエイターとの共存というのも、まだまだ模索していると思うけど、いつかどこかで折り合いをつけていくことになるだろうね。
とりあえずAIでの生成画像を商用利用しようと思えば、プロンプトめちゃ大事だということです。