X-MEN:ダーク・フェニックスの感想/現実とリンクしているようなトリビア

レビュー
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「X-MEN:ダーク・フェニックス」を観てきました。公開前から期待しまくっていたので、わくわくしながら映画館へ。

前作で初登場した2代目ジーンを主役に据えての本作は、期待値が高かった分、ファンとしてはなんとも言えない気持ちになりました。

といっても、観たの7月なんですけどね。ずっと感想を書かないとな~と思いながらブログを放置していました。なんとか脳内から記憶を叩き出して書いていきますよっと。

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X-MEN:ダーク・フェニックスの感想

「X-MEN」はシリーズになっており、1作目は2000年に公開されています。もう19年も前なんですね。

今回の「ダーク・フェニックス」は通算12作品目(スピンオフ含む)なので、これほどシリーズが続いているということは人気がある証拠。

しかもシリーズのフィナーレなので、ファンとしてはどうしても期待してしまうのですよ。見事に裏切られましたが。

あ、ネタバレしていますので、未見の人はご注意を。

まずシリーズを引っ張ってきた「レイヴン/ミスティーク」というキャラクターがいるのですが、特殊メイクが今までと違うので変な感じがしました。

しかも映画始まってすぐに退場してしまったので、もうこの時点で私の心は置いてけぼり状態。

予告編でなんとなくメインキャラがいなくなるのだろうと思っていましたが、大した見せ場もなく退場したので「う~ん」と唸るばかり。

そのレイヴンと兄妹同然に育ったプロフェッサーXは、レイヴンよりもジーンの存在を優先させているように見えましたし。

レイヴンの死を悲しんでいたのはビーストとマグニートーだけだったような……。X-MENの絆の薄さを目の当たりしたような描写は悲しかったですね。

なので、全編通してキャラクター同士の繋がりが非常に薄っぺらいと感じました。ここは非常に残念なところ。

現実世界とリンクするようなトリビア

唯一興奮したシーンは、ラストで捕まってたX-MENたちがジーンのために一致団結する場面です。

仲間のために敵と戦うシチュエーションって、ものすごく興奮しますよね。そのバトルシーンの舞台は列車です。

高速で移動していく車内で繰り広げられるX-MENのミュータントたちと謎の宇宙人との攻防。この宇宙人もキャラが弱くて微妙だったな。

ここでX-MENたちを拘束していた軍人たちの腕章が「MCU」だったのが笑えました。(ちなみに映画館では気づかず、帰宅後にネタバレサイトで発見)

というのも、X-MENの映画化権を持っていたのは20世紀フォックスだったんです。

しかし、2019年3月にディズニーが21世紀フォックスを買収したことで、その傘下にある20世紀フォックスの権利も獲得しました。

つまり、ディズニー傘下のMCU(アイアンマンとかアベンジャーズ)にX-MENが加わるかもしれないことが、ファンの間では示唆されていたのです。

だからX-MENを拘束していた軍人たち(MCU)が、共通の敵を前にしてX-MENと共闘するストーリーは、現実の構図を示しているのかなと感じました。

あとがき

MCUは大好きですし、今ノリに乗りまくっているので今後の展開が楽しみになる小さなトリビアの発見は面白かったですね。

ただMCUの親会社であるディズニーの横暴もいろいろ言われているので、なんとも微妙な気持ちになったのも事実……。

映画自体のストーリーはいまいちでしたが、バトルシーンは楽しかったし、やっぱり好きなキャラたちが出ているので堪能はできました。

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