交通安全協会にはお見舞金制度があるって知ってる?

体験談
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運転免許証を更新するとき、交通安全協会への加入を勧められますよね。

なんとなく良いことに使われるのだろうと思って、更新時には加入しています。断りづらいという理由もあるのですが(笑)。

この交通安全協会には、実は「お見舞金制度」があることは多分あまり知られていないのではないでしょうか。

去年、母が交通事故で入院したときに知った制度です。初めて聞いた制度だったので、交通安全協会って(失礼ながら)加入者にちゃんとメリットがあったんだなと感心しました。

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交通安全協会のお見舞金制度とは?

交通安全協会に加入している人が交通事故に遭い入院した場合、お見舞金がもらえます。ただし、お見舞金がもらえる条件は都道府県によってまちまちです。

だいたいは以下のような条件になっています。

  • 入院が10日から30日以上
  • お見舞金の額は3万円から5万円
  • 事故証明書が発行される事故

つまり、警察に届けている事故であり、かつ継続的な入院をしていたらお見舞金をもらえる可能性があるのです。

ただし、お見舞金を申請する期間(事故発生から3ヵ月以内や2年以内など、都道府県によってかなり違う)が決められているので、事故に遭って入院したらすぐ交通安全協会に尋ねたほうがいいですね。

せっかくもらえる制度に加入しているのに、知らなかったり期間が過ぎてしまったりしていたら もったいない!

※加入者が犯罪行為(飲酒や故意での事故など)をしている場合は、当たり前ですがお見舞金は出ません。

事故証明書を発行してもらう

交通安全協会にお見舞金を申請するには、事故証明書が必要になります。

事故証明書とは、交通事故の詳細が記載された証明書です。警察に届けている事故なら、各都道府県にある自動車安全運転センターに申請すれば発行してくれます。

※通常、任意保険に入っている場合は保険屋さんが申請してくれるのですが、……実は任意保険未加入だった母。どうやら数年前に父が他界したときのゴタゴタで更新を忘れていたらしいです。

事故証明書を申請する方法

事故証明書を申請する方法は、以下の3種類です。

  • 自動車安全運転センターの窓口
  • 郵便局から払い込んで郵送してもらう
  • WEBから申し込む(本人のみ)

母が入院中だったため、自動車安全運転センターに電話して「娘である私の名前で申請しても大丈夫ですか?」と確認したところ、「家族でも申請可能」とのお返事でした。

申請するのが本人のみなのは、WEBでの方法だけのようですね。

郵便振替用紙で料金を払う

自動車安全運転センターが遠かったので、私は郵便局から払い込む方法を選択。

派出所に「交通事故証明書の郵便振替申し込み用紙」が置いてありますので、用紙をもらいに行ってから(とくに悪いことをしたわけでもないのに、派出所に行ったときドキドキしまくった私は小心者です)必要事項を記入後、郵便局で料金を払いました。

料金の払い込みは窓口よりもATMのほうが50円ぐらいお得です。

最初は郵便局の窓口で払おうと思ったんですが、「ATMのほうが少しお得ですよ」と教えてもらったのでATMから払いました。そんなに大きな差ではないものの、お得と聞くと実行したくなっちゃう(笑)。

払い込みに必要な料金は以下の通り。

  • 事故証明書一通につき540円
  • 振込手数料

私の県では540円でしたが、調べてみると600円のところもありました。

郵便振替の用紙に記入する内容

郵便振替申し込み用紙に記入する内容は、自分が支払う金額(一通なら540円、二通なら1080円)や事故発生場所、相手方の名前にこちらの住所・氏名などです。

  • 支払う金額
  • 事故種別(人身か物損に〇をつける)
  • 発生日
  • 取り扱い警察署の名称
  • 発生場所
  • 当事者の氏名(申請側と相手方)
  • 申請者と当事者の続柄(ここに私は娘と記入)
  • 昼間連絡先(私の携帯番号を記入)
  • 依頼人(申請者)の住所・氏名(私の名前と実家の住所を記入)

これらがすべて記入できたら、受領証のほうにも金額と依頼人(私)の住所・氏名を書きます。

そうして、ATMの画面で「送金」→「払込書でのご送金」→「用紙を挿入口に入れる」→「スキャンされた内容を確認」→「金額を入力」→「支払方法を選ぶ、現金or通帳・カード」→「自分の電話番号を入力」とポチポチ押していきます。

上記の手続きが終われば明細が出てくるので、忘れずに保管しておくこと。ちなみに私は現金で払いました。

申請したら一週間程度で振り込まれた

事故証明書が郵送されてきたら、事故証明書と病院の診断書を持って最寄りの交通安全協会へ本人が申請に行きます。

事故証明書と診断書は私が確認したときはコピーでも可ということでしたが、都道府県によって違うかもしれません。

申請は、退院後の母がこれらの必要書類を持って1人で行きました。母に聞くと、一週間程度で振り込みしてくれると言われたそうですが、本当に一週間程度で振り込まれていたとのこと。

けっこうお仕事が早いみたいです。

ただし、こちらも都道府県によって振り込まれるまでの期間に違いはあるでしょうね。

知られていない制度が多い

こういう制度って活用すれば非常に助かるのですが、あまり知られていないのが現状です。しかし、今回は知っていたおかげでお見舞金3万円がもらえました。

ほかにも、知らないだけで役立つ制度はたくさんあるのでしょうね。

私が今とても気になっている制度は、国保加入者が人間ドックを受けたときに出る助成金制度です。この制度は、以前 市役所に国保関連の用事で行ったとき、机の上にあった案内で知りました。

フリーランスになってから健康診断を受けてないので、ずっと身体の状態が気になっていたのです。なので、助成金が出るなら受けてみようかなって思っているんですが、私の重い腰が上がる日は来るのでしょうか……。

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